2023年度中間期決算概要

三井住友トラスト・ホールディングス(連結)

  • 実質業務純益<1>は、前年同期比19億円減益の1,663億円となりました。期初より想定していた海外金利上昇による調達費用増加等を主因とした実質的な資金関連の損益の減益や、人的資本・ITへの投資や粗利益の増加に伴う総経費の増加があった一方、法人与信関連手数料の好調に加え、株高・円安などのポジティブな影響もあり、前年同期並みとなりました。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益<3>は、前年同期比599億円減益の440億円となりました。前年同期比では、株式等関係損益<5>は政策保有株式の削減を加速する一方、マクロ環境の構造的な変化を踏まえたベア投信のポジション縮小・再構築を実施したことに伴う売却損を計上したことから減益となりました。

(単位:億円)

2022年度中間期 2023年度中間期 増減
実質業務純益(注1) 1 1,682 1,663 △19
経常利益 2 1,451 515 △935
親会社株主に帰属する当期純利益 3 1,040 440 △599
与信関係費用 4 △88 △17 71
株式等関係損益 5 △25 △954 △929
自己資本当期純利益率(ROE) 6 7.63% 3.07% △4.56%

(1株当たり情報)

1株当たり当期純利益(EPS) 7 279.82 121.35 △158.47
1株当たり純資産(BPS) 8 7,406.89 8,107.79 700.90

(連単差)(注2)

実質業務純益における連単差 9 421 141 △279
親会社株主に帰属する当期純利益における連単差(注3) 10 216 △48 △264
与信関係費用における連単差 11 0 △10 △10
株式等関係損益における連単差 12 △20 15 35

(注1)連結実質業務純益=三井住友信託銀行(単体)の実質業務純益+他の連結会社の経常利益(臨時要因調整後)+持分法適用会社の経常利益(臨時要因調整後)×持分割合-内部取引(配当等)

(注2)連単差は三井住友信託銀行(単体)との差異を記載しております。

(注3)連結の親会社株主に帰属する当期純利益と単体の当期純利益との差異を記載しております。

<参考>三井住友信託銀行(単体)

(単位:億円)

2022年度中間期 2023年度中間期 増減
業務粗利益 13 2,549 2,943 393
業務粗利益 資金関連利益 14 1,101 △3 △1,105
業務粗利益 手数料関連利益 15 908 944 35
業務粗利益 特定取引利益 16 △317 △86 231
業務粗利益 その他業務利益 17 855 2,088 1,232
業務粗利益 その他業務利益 うち外国為替売買損益 18 840 1,876 1,036
業務粗利益 その他業務利益 うち国債等債券関係損益 19 △258 △27 231
業務粗利益 その他業務利益 うち金融派生商品損益 20 280 251 △28
経費 21 △1,287 △1,421 △133
実質業務純益 22 1,261 1,521 260
臨時損益等 23 △205 △1,051 △845
臨時損益等 与信関係費用 24 △89 △6 82
臨時損益等 株式等関係損益 25 △5 △970 △965
臨時損益等 その他の臨時損益 26 △68 △74 △5
経常利益 27 1,098 470 △628
特別損益 28 △5 10 15
税引前当期純利益 29 1,093 480 △612
法人税等合計 30 △269 8 277
当期純利益 31 824 489 △335
経費率(OHR)(△21÷13) 32 50.52% 48.29% (2.23%)
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