UNEP FIが開示しているインパクトレーダーに基づき、業種別・個社別にインパクトが発現する項目を特定します。

UNEP FI(国連環境計画金融イニシアティブ)が公表したインパクトレーダー

(1)評価手順

  • 企業が開示する「統合報告書」「ESGレポート」「中期経営計画」「その他IR資料」、Web情報等を分析。
  • 企業のセグメント、事業エリア、バリューチェーン(サプライチェーン)の内容を包括的に確認。
  • インパクト・レーダーをベースにした当社の評価基準に基づき分析。必要に応じてインタビューを実施。
  • インパクトカテゴリー、インパクト(ポジティブ/ネガティブ)の内容を明確化し、ポジティブ・インパクトを特定。
  • 上記③のポジティブ・インパクト、KPIの内容、持続可能な開発目標に対する対応方針の設定状況や取り組みを評価。

(2)第三者機関からのレビュー

  • 上記(1)にて当社が行う評価の透明性を担保するために、外部の第三者機関を活用。
  • 第三者機関からのレビューに際し、第三者機関によるインタビューを実施。
  • 第三者機関は、上記(1)の評価が「ポジティブ・インパクト金融原則に即した手続きを実施していること」及び「評価の内容」に対する意見(レビュー)を行う。
  • 当社の評価を企業に開示、第三者レビューを対外的に開示。

(3)モニタリング手順

  • ポジティブ・インパクト金融原則に則り、上記(1)④の状況を継続的にモニタリングする必要あり。
  • 企業は、融資期間に亘り「統合報告書」「ESGレポート」「中期経営計画」「その他IR資料」等、上記(1)④の状況が分かる資料を継続的に開示(当該モニタリングの為の新たなレポートの作成は基本的に不要)。
  • 当社は企業の開示資料をもとに、特定されたポジティブ・インパクトの発現状況を確認。必要に応じて企業と対話を行い、テーマごとの課題への対応策等についてヒアリング、協議を行う。
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