お客さま本位の取り組み
お客さまに対する価値提供について
変化の激しい時代の中で、個人・法人を問わず、お客さまの資産の形成・運用や見直し、承継のニーズはますます複雑化しており、信頼できる金融機関を求めるニーズは一層高まっています。当グループは、個人・法人のお客さまのニーズを的確に把握し、幅広く専門性の高い商品・サービスを最適な解決手段としてご提案するトータルソリューションのご提供を通じ、お客さまに最大の価値をご提供する「ベストパートナー」でありたいと考えています。このため、信託・銀行機能の融合による総合力やグループ内の多彩な信託機能を効果的に活用すべく、お客さま本位の徹底に努めるとともに、高度な利益相反管理態勢を構築しています。
また、「お客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー:FD)」と「お客さま満足の向上(カスタマーサティスファクション:CS)」の組織を一体化し、「お客さま本位」と「お客さま満足」を優位性の源泉としてさらに進化させるべく、業務品質の管理能力向上に向けた取り組みを強化しています。
フィデューシャリー・デューティー(FD)に関する取り組み
お客さま満足(CS)の向上について
消費者志向自主宣言
当グループは、常にお客さまや社会から信頼され、ともに成長し続けることを目指していくため、「消費者志向自主宣言」を策定・公表しています。宣言に基づく取り組み状況は「お客さま志向経営の取り組み(2023年度)」として、毎年公表しています。
消費者志向自主宣言とは
消費者庁等が事業者に呼びかける、消費者志向経営(「消費者」と「共創・協働」して「社会価値」を向上させる経営)への取り組みに関する宣言。
顧客保護等管理に関する取り組み
お客さま対応における基本方針
三井住友トラストグループは、存在意義(パーパス)を「託された未来をひらく~信託の力で、新たな価値を創造し、お客さまや社会の豊かな未来を花開かせる~」としています。
また、経営理念(ミッション)の一つに「個々人の多様性と創造性が、組織の付加価値として存分に活かされ、働くことに夢と誇りとやりがいを持てる職場を提供」を掲げています。
そのため、当グループの業務を不当に妨げ、他のお客さまの迷惑になると判断される行為や、全役職員の心身の安全を害すると判断される以下の行為に対しては、毅然とした姿勢で対応いたします。
- 暴力、威嚇、脅迫、強要と判断される行為
- 暴言、誹謗中傷、人格否定、ストーカー行為その他人格を攻撃する言動やセクシャルハラスメントを含む各種ハラスメント行為
- 人種、民族、門地、職業その他の事項に関する差別的言動
- 長時間にわたる拘束、執拗な問い合わせ
- 金品の要求、特別対応の要求、実現不可能な要求、その他内容もしくは態様が社会通念に照らして著しく不相当と認められる要求など
当グループは、お客さまの最善の利益を追求するため、役職員一人ひとりがお客さまの安心と満足のために行動し、「お客さまのベストパートナー」を目指してまいります。